卒業論文テーマ
Abschlussarbeitsthemen
獨協大学
外国語学部
ドイツ語学科

ドイツ語学科では、教員の専門性の幅広さゆえに、扱えるテーマも実に多様です!
以下に過去のドイツ語学科の学生が卒業論文に選んだテーマの一部を紹介します。
※一部、卒業論文ではなくゼミ論文(手続きに則って大学に提出された論文ではなく、ゼミ内でのみ提出された論文)の題目も含まれます。
文学・思想研究
- ベルトルト・ブレヒト『バール』における宗教と空
- ハインリヒ・ハイネの“Die Nordsee”に見る海と幻想世界の関係について
- テオドール・シュトルムの詩「海辺 (Meeresstrand)」 〜 記憶と五感のつながり 〜
- ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツ「太陽に寄せて (An die Sonne) 」における太陽
- トーマス・マンの短編小説『マーリオと魔術師』―その成立背景に 関する研究―
- 『チリの地震』における幸福観
- ヘルマン・ヘッセの『デーミアン』について:ユング心理学の観点から
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カフカの『変身』に見られる権力の変遷─ジェンダー論の視点からの考察─
言語学・ドイツ語学
- 現代日本語における音象徴語彙の分析
- コードスイッチングと通訳の関係
- ドイツ語における語感の発生と要因
- 英語の誤答分析から考える学習支援教室での指導法案
- 視覚障害が与える比喩表現の意味容認について―共感覚的比喩からの視点―
- ドイツ語圏スイスのダイグロシア―バーゼル・シュタット方言を中心に―
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ヤーコプ・グリムの名詞の語頭大文字書き観に対する一考察―彼の著作・手書きの文章から読み取れること―
言語教育・ドイツ語教育(DaF)・音声学
- 日本・ドイツの英語教育への取り組み比較 ―英語早期教育を考える―
- Potenziale von Tandems im japanischen Deutschunterricht
- Der Einfluss der Erstsprache auf den Erwerb der deutschen Aussprache
歴史学(東ドイツ、政党政治、市民/社会運動)
- ベルリン封鎖下の市民の物資調達方法―空輸物資の流通過程―
- エゴ・ドキュメントを通してみる「ふつうの兵士」に関する日独比較
- 全体主義論の再考
- ドイツ民主共和国の林業史と政治史の関連性
- ポスト冷戦機の領土返還をめぐる日独外交比較
- スポーツの視点からみるドイツの地域活性化(ゼミ論)
- 日独経済における非正規雇用と経済成長の比較(ゼミ論)
- 白バラの最後—協力者の存在とその運命―
- オランダにおけるユダヤ人迫害と市民の支援活動
- ドイツ市民から見た移民国家ドイツ
芸術・文化研究(美術、音楽、映画/メディア、演劇)
美術
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陶磁器における「異質なもの」への眼差し―磁器陳列室と艾未未の陶磁器作品を例に―
- バウハウスのジェンダー構造と織物工房 制約から生まれた連帯と創造性
- C.D.フリードリヒの風景画 ―フリードリヒの芸術哲学における雲に関する考察—
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ケーテ・コルヴィッツ-木版画連作『戦争』に見られる母性をめぐって-
音楽
- 女性と音楽の関わり―19 世紀ドイツの女性音楽家ファニー・メンデルスゾーンの私的な日曜音楽会の考察―
- リヒャルト・シュトラウスの交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》(作品 28)―ボーテ作の小説とリヒャルトの記した情景描写の比較―
- J.S. バッハのオルガン用トッカータの研究
- ミュージカル《エリザベート》研究
映画・メディア
- 変容するBGM―映画から日常生活へ― (「送り手のメディア」としてのBGM)
- 広告が含む危険性 ─ プロパガンダポスターから考える危険なデザイン
- 虚構世界を描くビデオゲームの特性 ─ 伝統的なゲームとの比較を通して
- スピルバーグの『シンドラーのリスト』はどのようにホロコーストを表象したのか
演劇
- エルフリーデ・イェリネク「スポーツ劇」について
- ピナ・バウシュのダンス作品『カフェ・ミュラー』における身体の反復動作とその効果
- 演劇上演における投影字幕と舞台上の出来事との差異が生み出すイロニーの効果 −ロメオ・カステルッチの「神曲・煉獄篇」を例に−
- ウィーン版ミュージカル「Elisabeth」におけるルイジ・ルキーニの存在は異化効果をもたらすのか
社会科学(労使関係論、経済論、異文化コミュニケーション)
労使関係論・経済論
- ドイツ労働市場政策からみたドイツ外部労働市場における職業紹介の変遷と課題
- ヤングケアラー支援における困難―当事者と支援者双方の課題について―
- UberEatsの労働実態とその問題
異文化コミュニケーション
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ドイツ語・ドイツ文化におけるブラックユーモア―マルク・ウヴェ・クリング著現代小説『カンガルーの物語』の研究をめぐって―
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ソーシャルメディア時代の異文化コミュニケーション―中国人留学生の小紅書利用を例に―
- Zasammenhang zwischen Mehrsprachigkeit und Interkultureller Kompetenz