学科の特長

Alleinstellungsmerkmale der Abteilung

 

獨協大学

外国語学部

ドイツ語学科

日本最大のドイツ語学科

23名の専任教員が様々な専門領域に応じて、豊富な講義やゼミを用意しています。言語・文学・思想はもちろん、芸術・文化、歴史・現代社会についても興味の赴くままに学べます。

英語教育

第2外国語として英語教育にも力を入れています。2年次まで必修の全カリ英語に加えて、学科独自の英語科目「German Studies in English」で4技能をまんべんなく伸ばします。ドイツ語圏のことを英語で語れるようになれます。

Zwei Wege, ein Ziel! 2つのコース

1年生での集中的なドイツ語学習を経た後、あなたは自分のニーズに応じて二つのコースの中から進路を選択することになります。実践的なドイツ語運用能力を伸ばし、ドイツ語を用いた問題解決に挑むプロジェクトコースを選ぶもよし、幅広い教養を身につけつつ専門性を高め、自分の考えを言語化する能力を磨くリベラルアーツコースを選ぶもよし。いずれの選択も、国際的な教養人へと成長するための道なのです。

データサイエンス

全学部生対象の情報科学教育プログラム履修することができます。文理融合人材を目指す人に最適です。

初年次教育

2024年度カリキュラムになって初年次教育が強力なものになりました。1年次から少人数の「基礎演習」とそれと連動する全員必修の「アカデミックスキルズ」で大学での学び方を完全マスター。初めての大学生活でももう迷子になることはありません。

プロジェクトコース

CLIL方式で日本にいながらドイツ留学!

習熟度別ドイツ語授業

2年次からはレベル別。豊富に用意された独自教材でドイツ語を修得します。

学期ごとに選択可能なゼミ

ドイツ方式でネイティヴ教員のゼミを自分の興味あるテーマで選択できます。

課題解決型学修

ドイツ語を使った調査・発表・議論を通じて様々な課題解決に挑戦します。

インターンシップや留学を積極支援

13のドイツ語圏の大学と提携しています。交換留学、ドルトムントでのインターンシップ、夏期ドイツ語研修など充実のプログラムで学生の学外ドイツ語活動を応援します。

リベラルアーツコース

ドイツ語圏から世界を読み解く

文化的洞察と国際的視野の養成

単なる言語学習を超えた国際的な教養の旅へようこそ!リベラルアーツコースは自分の関心を深め、研究したことを自分の力で言語化することが目標です。
そのためにはドイツ語力も必要。だからプロジェクトコースのドイツ語科目も選択可能です。

2年生からの多彩なゼミ

豊富な日本人教員が開講する色々なゼミで、専門的な知識を身につけます。

ゼミと連動する講読演習

3年生からはゼミのテーマに連動したドイツ語専門書を読解する演習も始まります。

インターンシップや留学を積極支援

13のドイツ語圏の大学と提携しています。交換留学、ドルトムントでのインターンシップ、夏期ドイツ語研修など充実のプログラムで学生の学外ドイツ語活動を応援します。

ドイツ語学科学位授与方針(DP)

ドイツ語学科は、修業年限を満たし、所定の単位を修得し、卒業時点で以下の能力を身に付けた者に「学士(外国文化)」の学位を授与する。

(学位の裏付けとなる「能力」)

1.ドイツ語を第一外国語および英語を第二外国語として修得し、それらの言語スキルに基づき異文化理解を深め、主にドイツ語圏を対象とする概括的な人文的教養・倫理観を獲得し、国際的な市民としての社会的責任を果たす能力を身に付けている。

2.ドイツ語運用能力については、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能を総合的に修得し、ドイツ語を用いて他者とのコミュニケーションを行い、異文化を理解し情報を収集するのに必要な専門的能力を身に付けている。

3.英語運用能力については、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能に関して、国際的に社会生活を営む上で必要とされる一般学術目的の英語能力を身に付けている。

4.リベラルアーツコースについては、修得された実践的なドイツ語能力を活かし、ドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会など、多様な領域に関する横断的な知識を養い、全人的な教養を身に付けるとともに、その知識を活用してドイツ語圏に関わる様々な社会的・文化的現象について適切に問題を設定し、それを論理的かつ独自の視点から説得的に論述・議論する能力を身に付けている。

5. プロジェクトコースについては、修得された高度なドイツ語能力を駆使し、ドイツ語を使用して行われるプロジェクトや調査活動を通じて多角的に問題解決を図る能力を高めると同時に、ドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会に関わる事柄を深く理解した上で、論理的かつ独自の視点から問題を設定し、それをドイツ語で論述・議論する能力を身に付けている。

6. 演習/Seminarでは、ドイツ語やドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会に関して各演習の設定するテーマについての広範な専門知識を修得する。独自の研究課題を設定した研究発表・レポート作成・ディスカッション・グループワークなどを通じて、少人数での協働学習によりコミュニケーション・スキルやチームワーク能力、情報リテラシーを養う。教員の指導によって全人的教養Bildung(これは天野貞祐の言う「人間形成」である)と論理的思考に基づき学習成果を自分の言葉で的確に表現するプレゼンテーション能力を身に付けている。

ドイツ語学科カリキュラムの編成・実施方針方針(CP)

ドイツ語学科では、学位授与方針に掲げる能力を養成するために、以下の通り外国語科目、リベラルアーツ科目、演習科目、卒業論文、ドイツ語卒業研究、教職関連科目(教職課程・外国語(ドイツ語))、外国語学部共通科目、全学共通授業科目を配置する。

(外国語教育)

第一外国語をドイツ語と定め、学科基礎科目として第1学年(第1学期から第2学期)において「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能を総合的に修得し、ドイツ語を用いて他者とのコミュニケーションを行い、異文化を理解し情報を収集するのに必要な能力を養成するために、実践ドイツ語、ドイツ語文法基礎の必修科目を配置し、習熟度別教育を実践する。

リベラルアーツコースでは、第2学年から第4学年(第3学期から第8学期)において、4技能のうち特に読解能力を養成するためにドイツ語読解の必修科目を配置し、また4技能のより高度な能力を養成するために中級ドイツ語部門に実践ドイツ語III、選択ドイツ語部門にKontextを配置し、ドイツ語を総合的に修得・理解し、さまざまな事柄についてドイツ語の文章を読解し、ドイツ語を通じて専門的な知識を理解できるようにする。

プロジェクトコースでは、第2学年から第4学年(第3学期から第8学期)において、4技能のより高度な能力を養成するために、中級ドイツ語部門に実践ドイツ語III・IVを配置しそれぞれ4単位を必修として、また、選択ドイツ語部門にKontextを配置し20単位を必修として、また、学外ドイツ語部門に学外ドイツ語活動を配置し2単位を必修として、ドイツ語を総合的に修得・理解し、さまざまな事柄についてドイツ語の文章で表現することやドイツ語で議論することができるようにする。

また、第二外国語を英語と定め、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能に関して、国際的に社会生活を営む上で必要とされる一般学術目的の英語能力を養成するために、全学的に編成される全学共通カリキュラム(全カリ)英語部門の枠組みで第1学年から第4学年(第1学期から第8学期)まで選択科目を配置し、そのうち10単位を必修とする。さらに、ドイツ語学科の外国語科目群の英語部門にGerman Studies in English I、上級英語部門にGerman Studies inEnglish IIを配置し、英語を用いてドイツ語圏の諸問題について発表する力を養成する。

なお、外国人学生の第二外国語は日本語と定める。

(教養教育)

建学の理念に基づき、学生の人間形成にとって必須と考える共通の教養を学科の専門性を越えて修得できるように、学部・学科を越えて編成される全学共通カリキ

ラムの枠組みで全学共通授業科目を配置し、以下のような知識、技能、態度を養成する。

・思想、歴史・文化、社会、自然・環境・人間に関する概括的な知識の理解、さまざまな言語およびその文化的背景に関する知識の理解。

・問題や関心に基づいてさまざまな知的領域を探索できる技能、および論理的・芸術的・倫理的・科学的・社会科学的等の多様な思考能力、諸言語によるコミュケーション技能。

・組織やチームの一員としての統率力と自己理解のための態度、自律的かつ積極的であるとともに多様性を尊重する協調的かつ国際的な態度、創造性・社会性・好心・チャレンジ精神・粘り強さ。

全学共通授業科目は学際的学修を可能にするように、分野の点で大きく「ことばと思想」、「歴史と文化」、「現代社会」、「自然・環境・人間」の4つに分け、授業形態の点から全学総合科目群(全学総合講座部門、全学共通講義科目部門、全学共通実践科目部門、スポーツ・レクリエーション部門)と外国語科目群(英語部門、外国語部門(英語以外)、日本語部門(外国人学生および帰国学生用))の2科目群7部門とし、科目それぞれの特性および内容に応じて第1学年から第4学年(第1学期から第8学期)まで順次あるいは必要に応じて履修できるよう配当する。

(学際的教育)

学科の専門領域を越えた総合的な知識を修得し、国際的・学際的な視野をもって分析し、自らの見解を提示できるようにすることを目標として、外国語学部共通科目「総合講座」、「情報科学概論」、「情報科学各論」、「学科横断演習」を設置し、そのうち4単位を選択必修とする。

(専門教育)

ドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会に関する体系的な専門知識を修得するため、これらの各分野について、第1学年(第1学期)から履修可能な授業科目をリベラルアーツ科目群に設置する。2つのコースに共通して、リベラルアーツIを第1学期、アカデミックスキルズを第2学期の必修とする。同じく第1学年(第1学期から第2学期)の必修科目として基礎演習を設置する。第2学年(第3学期)からは、リベラルアーツコースとプロジェクトコースに分かれて履修する。

リベラルアーツコースについては、修得された実践的なドイツ語能力を活かし、ドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会など、多様な領域に関する横断的な知識を養い、全人的な教養を身に付けるとともに、その知識を活用してドイツ語圏に関わる様々な社会的・文化的現象について適切に問題を設定し、それを論理的かつ独自の視点から説得的に論述・議論する能力を身に付けることを目指す。そのために、リベラルアーツ科目群の授業科目の中から20単位を選択必修とし、また専門講読演習を必修とする。リベラルアーツコースでは第2学年から第3学年(第3学期から第6学期)の必修科目として専門演習を設置する。専門演習を通じて研究分野に存在する先行研究や学問方法を学び取り、第4学年に設置された卒業論文演習(第7学期から第8学期)および卒業論文(第8学期)において、自らの研究テーマを体系的にまとめ、独自の見解を打ち出せるようにする。

プロジェクトコースでは、修得された高度なドイツ語能力を駆使し、ドイツ語を使用して行われるプロジェクトや調査活動を通じて多角的に問題解決を図る能力を高めると同時に、ドイツ語圏の言語・文学・思想、芸術・文化、歴史・現代社会に関わる事柄を深く理解した上で、論理的かつ独自の視点から問題を設定し、それをドイツ語で論述・議論する能力を身に付けることを目指す。そのために、リベラルアーツ科目群の中から8単位を選択必修とし、外国語科目に学外ドイツ語活動、演習科目にProjekt I・IIを設置し、前者は2単位、後者は8単位を必修とする。また、プロジェクトコースでは第2学年から第4学年(第3学期から第8学期)の必修科目としてSeminar を設置する。ここでは各Seminarの設定するテーマについての広範な専門知識の修得を目指し、第4学年(第8学期)に設置されたドイツ語卒業研究でその知識をまとめて伝達する能力を磨く。

専門演習、卒業論文演習、卒業論文、Seminar、ドイツ語卒業研究では、共通して、独自の研究課題を設定した研究発表・レポート作成・論文執筆・ディスカッション・グループワークなどを通じて、少人数での協働学習によりコミュニケーション・スキルやチームワーク能力、情報リテラシーを養う。教員の指導によって全人的教養Bildung(これは天野貞祐の言う「人間形成」である)と論理的思考に基づき学習成果を自分の言葉で的確に表現するプレゼンテーション能力の獲得を目指す。

また、交流する文化の諸相を理解する概括的な知識を修得するために、交流文化論の科目群を選択科目として設置する。

(教職課程)

中学校・高等学校でのドイツ語教育を実践できるようにすることを教育目標として、教職免許「外国語(ドイツ語)」取得に必要な教科の指導法を修得するための教職課程の科目群を設置する。

獨協大学ドイツ語学科を志望なさる皆さんへ

オープンキャンパスやキャンパスツアーの日程や入試情報についてはこちらのHPをご覧になってください。

ドイツ語学科の教員と授業、そして留学については、このドイツ語学科のサイトも参考にしてください。

語学の獨協でしっかりドイツ語を身につけましょう。

獨協大学入試情報はこちら

獨協大学ドイツ語学科には様々な可能性が開かれています。目標を定めて夢を実現できるように頑張りましょう!
ドイツ語学科のスタッフ一同、あなたの夢を実現できるよう全力でバックアップします!!

初めてでも安心!充実した留学制度

留学には短期と長期の2種類があります。

短期留学では、夏休み中約1ヶ月間、獨協大学と交換協定を結んでいるハレ=ヴィッテンベルク大学で語学コースに通います。先生が同行するので心配はいりません。毎夏に20名くらいがこの短期留学に参加しています。中にはこの留学中にドイツで就職先をみつけてきたしっかり者の先輩もいます。
長期留学には、ドイツやスイスの協定大学(
14大学)へ留学する「交換留学」と、自ら勉強したい大学をみつけてくる「認定留学」の2種類があります。留学先の大学で修得した単位は、獨協大学の単位として認められます。交換留学を希望する場合は大学内で選抜試験がありますから、最初の学期からしっかりドイツ語を勉強し、また、将来自分が研究したいテーマについても考えておきましょう。1年間から2年間の留学の後に、通訳の国家試験に合格した先輩もいます。ドイツ語圏の大学は皆さんの間近にあるのです。

本学の協定大学一覧はこちら(大学HP)

春季ドイツ語・ドイツ体験コース

1年生も秋学期が終わると、基礎的な会話やドイツ語圏の事情もわかります。そこで、1年間の締めくくりとして、ドイツの家庭にホームステイをしながら、ゲーテ・インスティトゥートのドイツ語学校で勉強するコースがあります。教員の同行はなく、ドレスデンなどで1ヶ月間過ごします。実際にドイツで体験を積み、ドイツ語に磨きをかけることは大変効果的です。

では、4月にみなさんにお会いできるのを学科一同楽しみにしています。

ドイツでのインターンシップ(企業研修)

ドイツ語学科では、ドイツの関連諸機関と提携して、学科独自のドイツにおけるインターンシップ派遣プログラムを実施しています。皆さんはこのプログラムを通して、ドイツの大学生と同じように、在学中にドイツの企業でさまざまな方法でインターンシップを行うことができます。
このような企業研修プログラムを大学が、しかもドイツで実施できるのは、まさに獨協のドイツ語学科だからなのです。みなさんもこのインターンシップにチャレンジして、ドイツでのビジネス経験を積んでみませんか。それは皆さんの将来のキャリアにとって貴重な第一歩となるでしょう。

インターンシップ体験記はこちら

各種試験資格の受験対策も万全

ドイツ語の資格試験としては、日本国内でおこなわれている「独検(=ドイツ語技能検定試験)」と、ドイツ政府公認のドイツ語研修機関ゲーテ・インスティトゥートでおこなわれる「B1(Goethe-Zertifikat B1)、旧ZD(Zertifikat Deutsch=ドイツ語基礎統一試験)」があります。ドイツ語学科のカリキュラムは、第6学期を終えた時点(3年次の終了時)で独検2級、あるいはB1に合格することを目指して組まれています。また、通常の授業以外にも、この二つの資格試験のための対策講座が毎年開かれているので準備は万全です。さらに上のレベルを目指したい人には、通訳特殊演習などの授業も開講されています。